Excel VBA：Left関数の使用例｜セルの左から取り出すサンプル

Left関数とは

Left関数とは、指定した文字数を左端から取り出す文字列操作関数です。

用途としては例えば郵便番号を分解する目的で、左の3文字を取り出す場合などに使用します。

構文

Left(文字列 , 文字数)

Left関数の使用例

作成したVBAの入力画面

Left関数を使用した、MyLeftプロシージャのVBE画面です。

入力したVBAコードです。

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Sub MyMid()
    Dim src As String
    Dim s As String
    Dim ln As Long
    
    src = Range("B3")
    
    ln = Range("C3")
    s = Left(src, ln)
    Range("D3") = s
    
    ln = Range("C4")
    s = Left(src, ln)
    Range("D4") = s
    
    ln = Range("C5")
    s = Left(src, ln)
    Range("D5") = s
End Sub

VBAプログラムの説明

Subプロシージャの宣言（プロシージャについてはプロシージャ：Excel（エクセル）マクロを参照してください）
Sub MyMid()
文字列変数を宣言（変数については変数：Excel（エクセル）マクロを参照してください）
Dim src As String
Dim s As String
長整数型変数を宣言
Dim ln As Long
B3セルのデータを変数src に格納
src = Range("B3")
C3セルのデータを変数ln に格納
ln = Range("C3")
左端からC3セルの長さ分の文字列を取り出す、それを変数s に格納
s = Left(src, ln)
D3セルに変数s のデータを入力
Range("D3") = s
C4セルのデータを変数ln に格納
ln = Range("C4")
左端からC4セルの長さ分の文字列を取り出す、それを変数s に格納
s = Left(src, ln)
D4セルに変数s のデータを入力
Range("D4") = s
C5セルのデータを変数ln に格納
ln = Range("C5")
左端からC5セルの長さ分の文字列を取り出す、それを変数s に格納
s = Left(src, ln)
D5セルに変数s のデータを入力
Range("D5") = s
プロシージャの終了
End Sub

Left関数の使用例マクロの実行画面

マクロ一覧から「MyLeft」マクロを実行します。

B3セルの”エクセルMid関数 使用例サンプル」から文字列を取り出します。

C3は1なので、左から1文字の”エ”になります。

C4は6なので、左から6文字の”エクセルMi”になります。全角と半角が含まれていても、6文字取り出されています。

C4は6なので、左から12文字の”エクセルMid関数 使用”になります。全角と半角と空白が含まれていても、12文字取り出されています。

Excelマクロのサンプルファイル：フリーダウンロード

次に「Mid：Excel（エクセル）関数 VBAでの使用例」を掲載していますので参照してください。

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